知り合いから彦根市立図書館創設100周年記念式典招待状をいただき、家内と参加してきました。式典のあと記念講演があり、舟橋聖一文学賞の受賞者である夢枕獏さんが演壇に立たれた。テレビなどで良く拝見していましたが、直接話を伺うのは初めてでした。

 

釣りが好きで前日も四国で釣りをして東京への帰途中に彦根に寄ったとのことでしたが、話が楽しくあっという間に予定の時間が過ぎてしまいました。話の中から・・・。

 

アラスカのユーコン川でカヌーに乗りアユ釣りを楽しんでいたときの話。

   雪解け水で冷たい上両岸は切り立っており、テントを張れる平坦部はわずかな場所に限られており、地元の人の話ではこのような平坦部には餌を求めて巨大な熊グリズリーがしばしば出没する。

 

  もし、この大きな熊に出会ったらどう対応するのか3つの方法があるとのこと。

  まず第一はお互いの距離が十分離れている場合は相手を認めても、両方がゆっくりと離れればよい。第二はまた逆に出合い頭にぶつかったときは熊もびっくりするので、仁王立ちになって両手を高々と上げて威嚇してくる。逃げても逃げ切れるのもではないので、熊の懐に飛び込んで抱きつくこと。熊は腕力はめっぽう強いがここが弱点、ただし、熊が覆いかぶさるように倒れてきたら圧死するが、ここまでと諦めること。

 

  三番目は熊との間が中間的な距離、すなわち、少しは離れているが逃げ切れそうでないような場合、彼女と二人でいた場合、男が熊の前で立ちはだかっているから、その間彼女は思い切り走って逃げなさいといいなさいだって。

 

・・・聴衆は次にどうなるか息を殺して聞いていると・・・

 

熊は走っているものを追いかける習性があるので、熊は直ちに彼女の方を追いかけるので、その間に男は逃げればよいとのことでした。・・・

 

・・・うーむ、男の武士道精神も裏目に出ることを知って行動しろということか

 

                              By GY