今朝の新聞を読んでいると、現在問題になっている、東京都の豊洲市場の建設決定当時、東京都知事であった石原慎太郎氏は、
まもなく84歳になる年齢の影響もあり、「記憶が薄れたり、勘違いをすることも考えられる」として、今後、報道関係の取材を受けることは控える
と、書かれてあった。
ということは、もし石原元都知事に何か責任問題があったとしても、
「もう呆けてきましたから、取材も、政治的追及もごめん蒙ります」
と言っているようにも受け取れる。

それでは困るではないか。
私は、石原氏に問題があったといっているわけではない。
しかし、当時、都知事だった人に、責任が全くないということはありえない。と思う。
が、もし、こういう言い訳がまかり通るのであれば、今後は高齢の政治家に年齢制限を設ける必要がある。

現在、都知事は、小池百合子さんという働き盛りの女性が選ばれて、やる気まんまんで仕事をこなしてくれている。

これが、もし、癌闘病中の鳥越氏だったら、どうだったろう。

何かことがあったとき、私は高齢ですからと言い逃れもできるし、病気が重くなりましたと逃げることもできる。
私は、都民ではないが、しかし、都民の皆さんも、高齢者を追及したり、病気療養中の人の責任問題を追求したりはしにくかろう。
それは、人として、当たり前の感情である。

そういう事態から鑑みて、今後は、高齢の方、病気療養中の方の出馬は、ご遠慮していただいたほうが、都政のためだ。
これは都政に限ったことだけでなく、全ての国政にいえることだ。

年齢制限は、何歳くらいがいいだろう。
まあ、現在は、70歳くらいまでは、大概の人は元気かもしれない。

しかし、出馬するのが70歳では、実際仕事をするのは70歳を超えた年齢になるから、逆算して、65歳くらいが妥当なのではなかろうか。
企業等でも、65歳が定年になっているのは、妥当な線引きだと思われる。
政治家の場合は、止めてから今回のような責任問題も発生する仕事柄、重要なポストへの出馬年齢制限を60歳にしてもいいくらいかもしれない。

自分自身が高齢者の仲間入りをした現在、なるべく高齢者の応援をしたいとは思うが、健全な国政のためには、年齢制限を厳しくしたほうがいい。


  老齢を理由に都知事なりし人呆けた忘れたと答弁したり  biko

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これとは逆に、天皇陛下の退位は、そのお役目が”象徴”であることから鑑みて、高齢になられても、痴呆を含めた、ご病気になられても、生きて命のある間は、天皇の位にいていただきたく思う。

その役目が果たせないという事態になれば、すべて摂政にお任せすればいいのだから。

それが、天皇陛下と政治家の違いといえるのかもしれない。

  高齢を理由に退位願望のお言葉述べしこの国の帝  biko

  摂政といふ法律のありたれば老いは恐るるものにあらずや陛下  biko

by G.Y.